俺は高校まで、好きな人とまともに話せなかった。
教室で笑ってる自分と、好きな子の前で固まる自分。
その差が苦しくて、悔しくて、でもどうしたらいいかわからなくて。
「話せない俺=本当の俺」みたいに思い込んでた。
でも心のどこかでずっとこう思ってた。
「本当はもっと魅力あるはずなのに、うまく出せないだけだろ。」
その悔しさはずっと胸に残ってた。
大学に入ったとき、俺は決めた。
「ここで変わる。逃げずに、自分を出せるようになる。」
でも、変わりたいと思っても、いきなり変わるなんてできない。
だから俺は、自分を無理やり“人と接する場所”に放り込んだ。
それが 居酒屋のバイト だった。
■ 居酒屋に入った初日
正直言うと、めちゃくちゃビビってた。
カウンターの中に入った瞬間、女子だらけ。
しかも明るいし、仲いいし、元からコミュ力が完成してる感じの子ばっか。
俺はそこで“ポツン”と突っ立ってた。
「終わった」と思った。
何話したらいいかわからない。
気を遣いすぎて逆に変。
笑おうとしても引きつる。
もはや自分が自分じゃなかった。
■ でも、そこで逃げなかった
緊張してもいい。
ぎこちなくてもいい。
上手くできなくてもいい。
でも“自分”だけは捨てない。
そう決めた。
・たどたどしくても会話に入った
・相手の目を見て挨拶した
・笑われても、傷ついても、立ち止まらなかった
その積み重ねは小さいけど、確かに前に進んでた。
気づいたら、
名前で呼ばれるようになって、
普通にくだらない話で笑えるようになって、
帰るときに「また明日〜」って言われる自分がいた。
人間関係は、ちゃんと良くなった。
■ でもそこで分かったことがある
慣れてきた自分と、最初にビビってた自分の間に、
まだ見えない“壁”があった。
無理はしてない。
だけど、心の中にまだ“自信のない俺”が座ってた。
それを手放すためには、
その場所に留まるんじゃなくて、
一回区切りをつける必要があった。
だから俺は、バイトをやめた。
逃げたんじゃない。
変わった自分をちゃんと認めて、次のステージに行くためだった。
■ そして次のバイト先で気づいたこと
まじで、全然違った。
・最初から普通に話せる
・女子と話しても変な緊張がない
・場の空気を読みすぎて疲れることがない
・自分を偽らなくていい
“コミュ力が上がった”とかじゃなくて、
**「自分を受け入れられるようになった」**っていう感覚だった。
これは心理学で言うと 「自己効力感」。
「俺ならできる」じゃなくて
「俺はやっていい」 って感覚。
それが自信の正体。
■ そして、今この文章を読んでるお前へ
周りにさ、
・かっこいいやつ
・モテるやつ
・話上手いやつ
・陽キャっぽいやつ
いるよな。
そいつらと比べて、
自分が劣ってるみたいに思うときあるよな。
でもな、
お前は“努力できる人間”なんだよ。
自分の弱さを直視できる人間なんだよ。
逃げずに向き合おうとしてる時点で、もう勝ってんだよ。
人は、才能で決まらない。
悔しさを握りしめて行動したやつが、最後にひっくり返す。
俺はそれを、居酒屋の3ヶ月で知った。
■ 最後に一言だけ
変われるやつは、最初に動いたやつだけ。
「怖い」「不安」「自信ない」
全部持ったままでいい。
そのまま前に出ろ。
そこで人生は変わる。

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